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訪問介護員(ホームへルパー)は生まれ変わっています

以前はホームヘルパーと呼ばれていたこの仕事ですが、実は今は「介護にかかわる資格」が大幅に改正されたことにともない、「介護職員初任者研修」と名称が変更されました。
ホームヘルパーに関しては、一番取得しやすかった2級が廃止されたことから「この資格はなくなるのではないか」と言われていましたが、案の定…といったところでしょうか。
介護に関する資格は年々重要度を増しており、この「介護職員初任者研修」が生まれたことに関しても、「もっともっと介護の資格に関する道筋を変えていく必要があったから」といえます。
では、そんな「介護職員初任者研修」に関してみていきましょう。

いろいろな名称の資格がありすぎたことが…

まず、ホームヘルパーという資格に関してはいろいろな資格がありすぎました。
一級から三級まであり、取得がしやすいのは三級でしたが、上の仕事を学ぶには二級や一級を取得しなければならず、これが「解りにくい」とされてしまっていたようです。
確かに、あまりにもたくさん資格がありすぎるとわかりにくいですし、ただでさえ忙しい介護の仕事をする中で、「面倒だ」という思いもありました。
そこで、このホームヘルパーの資格を「介護職員初任者研修」に統一することで、資格を解りやすくするという目的があったようです。
確かに、「介護職員初任者研修」に統一されていれば、最初から「介護職員初任者研修」をめざせばいいわけですから、とても解りやすくなりますよね。

介護福祉士への道が一本化されたことが最大のメリットです

「介護職員初任者研修」の最大のメリットは、介護福祉士への道が一本化された」ということ。
以前は、介護福祉士になる道がいろいろと分かれていましたし、資格の勉強の範囲がかぶっていて同じことを勉強する無駄があったなど、資格の道筋がまだまだ明確にされていませんでした。
そこで、「介護職員初任者研修」と名称を変更することで介護福祉士への資格の道のりを解りやすくしたのです。
介護の資格はこれからどんどん生まれ変わっていくべき資格なので、こうして道が統一されて解りやすくなるのはいいことなのではないでしょうか。
「介護職員初任者研修」として生まれ変わったホームヘルパーは、今後ますます介護の現場で役にたつ資格として支持されていくに違いありません。
ぜひ、これから介護の資格を目指す人は「介護職員初任者研修」を目指してみてほしいです。