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三大福祉資格とは

現在日本国内で実施されている、福祉・介護に関する国家資格として最も有名なのが、介護福祉士・社会福祉士・精神保健福祉士の3つです。
この3つの福祉士の資格のことをまとめて「三大福祉資格」と呼ぶこともあります。
これらはそれぞれ介護と福祉に関連する専門的な業務を行うためのものとなっており、より実践的な介護と福祉のためのスキルがあることを示すことができるものです。

3つの福祉資格はどう異なるか

三大福祉資格の中でも、最もよく知られているのが「介護福祉士」という資格です。
「介護福祉士」とは実際に直接介護をするために必要なスキルを身につけるもので、介護をするときの実際のケア方法の他、衛生面や栄養面に関する知識、また要介護者に関わる法規についても勉強します。
次の「社会福祉士」とは、いわゆるソーシャル・ワーカーとしての仕事をするための資格です。
ソーシャル・ワーカーとは欧米から始められた仕事ですが、介護や福祉を必要としている人からの相談を受け付けたり、または直接その人の家を訪問したりして、どんなケアが必要かを判断しつつ利用可能なサービスを提案していきます。
最後の「精神保健福祉士」は3つの中でも最も新しい資格で、社会福祉士の行う業務のうち特に精神面でのケアを専門的に行う仕事となっています。

ケアマネジャーとは

これら福祉士資格とは別に存在しているのが「ケアマネジャー」という資格と仕事です。
現在「ケアマネジャー」という名称は資格としては存在しておらず「介護支援専門員
」と言い換えられるようになっています。
ケアマネジャーは言ってみればこれから介護の現場に入ろうという人にとっての最初に覚えるべき知識のための資格となっており、そこからより上級の資格を目指し、広い業務を行うようにしていくというのが一般的な流れとなっています。